AI時代の人事進化論:HRAIが描く「戦略人事×テクノロジー」の新標準


AIの進化は、単なる業務の効率化にとどまらず、人事の在り方そのものを根本から変えようとしています。従来の「管理機能」としてのHRは終焉を迎え、今求められているのは、「戦略の実行者」としてのグローバルHR。
HRAI(人事資格認定機構)は、その未来を切り拓く実践知と国際標準を提供する、日本発・世界基準の人事教育機関です。

AIと共に進化する、戦略人事の新モデルへ
グローバル大手15社の調査によれば、AIは人事の定型業務を代替するだけでなく、「価値創出の構造」そのものを再設計しています。
HRAIはこれを、次の3つの軸で捉え直します:
- プロダクト志向型HRの実現
採用・育成・配置・評価などを“従業員価値体験”として再設計し、ユーザー視点で運営する「人事プロダクトマネジメント力」を養成。
- AI×人間の協働
ルーティン業務はAIに任せ、人事担当者はデータと感性の両面から戦略と提案に集中する。「ピープルアナリティクス」はその根幹です。
- 経営と人をつなぐ翻訳者としてのHRBP
ビジネス目標と人的資本をつなぐ“戦略人事提案力”が、今こそ必要とされています。

HRAIが提供する3つの学びの柱
✅ 人事国際教育プログラム GHR-P(基礎・応用)
国際標準の人事知識を日本語・英語で体系的に学ぶことで、日本でも海外でも通用するHRスキルの土台を築きます。人事の定義、役割、戦略との接続、評価・育成などの基礎から、「人的資本経営」を自ら設計・実行できる力へ。
✅ ピープルアナリティクス講座(分析力の実践)
単なるデータ分析ではなく、「経営に届く人事ストーリー」を構築する力を育てるプログラム。
ROI、人財リスク分析、L&D評価などのテーマを扱い、ExcelやBIツール未経験者でも分析実務を体験できます。
✅ 新設:グローバルHRBPプログラム(2024年9月開講)
「戦略人事を経営に届ける」をキーワードに、HRビジネスパートナーとしての役割を再定義。多文化環境での信頼構築・提案技法・タレント戦略設計・ピープルアナリティクス活用など、国際的なビジネスリーダーと連携できる人事へと進化します。

グローバルHRに、国境はない
HRAIの教育プログラムは、すでに日本のみならず、タイ、マレーシア、米国など各国の人事専門職との共創が進んでいます。グローバルなHR課題は、もはや一国だけで解決できる時代ではありません。共通言語と共通視点を持つプロフェッショナルの育成こそ、未来への鍵です。

結論:学びの進化が、HRの進化を生む
人事は、経営戦略を動かす「人財の設計者」であり、AIと共創する「未来のパートナー」です。
HRAIは、「人事ってかっこいい」と胸を張って言える時代を創るために、テクノロジー・戦略・グローバル知識を統合した“次世代人事の教育拠点”として、皆さまの進化を支援していきます。

華園ふみ江
一般社団法人 人事資格認定機構
代表理事
米国公認会計士
ASTAR LLP 代表