花王株式会社様 HRAI企業研修に密着〜受講者の声〜 - 人事資格認定機構-HRAI-

2022/03/01

花王株式会社様 HRAI企業研修に密着〜受講者の声〜

2022年1月・2月、花王株式会社において、4日間に渡りHRAI企業研修が実施されました。

研修参加者へ研修に関するアンケートを頂戴いたしました。

(研修は人財開発部門より、組織企画部 海外勤務者・幹部報酬担当者、キャリア開発部 リーダー(組織人事ご担当)、同リーダー(採用、組織開発ご担当)、智創部  教育研修ご担当、D&I推進部  リーダー(Inclusionご担当)の方々にご参加いただきました。)

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これまで、人事専門職として、どの様な研修、研鑽を積んでこられましたか?

・人事系コンサルティング会社のセミナー等への参加

入社5年目までの社内の人財開発担当者同士の研修(ディスカッション中心)

初期ステージを対象とした全社研修、職層別全社研修に加え、人事内での人事若手研修、最近は外部の女性リーダー(を目指す)を対象とした研修

人事の基本的な法規、社会保険等の学習、自社の人財に関する考え方やそれに基づく各種人事制度の内容、プロセスの連関等を学習。

職務を通じて、人事制度の企画立案、運用プロセスの構築について研鑽。

社内研修(上司からOJT含む)、労働基準法に関するセミナー参加、コーチング研修、組織開発研修、等

採用(新卒・キャリア)、社員教育

コーチング、労働法関連、組織開発等

 

研修内容は今後の職務にどのように活かせると感じましたか?

人事全般の包括的なトレンドや知識について学ぶことができました。

将来的に、リーダー的立場に就く際やあるいは、HRBPやリージョナル人事などビジネスパートナー的職務に就く際に、より効果的・実践的に活かせそうだと感じました。

人財開発全般の基本知識の確認・習得と、概念の理解深耕を通じて、リーダーとしてチームを牽引する上での岩盤固めに活かせると思いました。

またこれまで未経験の領域においても、視野が広がると共に押さえるべきポイントがクリアになり、業務遂行上の指針になると考えています。

現在、今後のキャリア開発をどうしていくか?というテーマで、日々経営と議論しながら進めています。経営戦略と人事戦略の連動、強化分野・省力化分野の特定と要員計画から適材適所人財配置までの一連のタレントマネジメント仕組み確立、外部からの人財獲得と、まさに人事全体の一連と連関して、戦略立案をしているところであり、活かせると感じています。

戦略的計画のステップの学習にて気づきを得ることができました。人事戦略をグランドデザインし、そこに各人事制度の改定の方向性や内容を詰めていく際に活かせると感じました。

各モジュールで習得した米国のプラクティス・法律・気を付けるべき事を国内業務をする際に参考とさせていただく事ができると思います。

人事領域の経験としては狭いので、自身がまだ未経験の部分の知識を得、現職とのつながりを理解したいと考えていました。自身の担当領域(社員研修)での体系の再検討について、研修の評価を受講者満足といった形だけではない評価の在り方についてなど、活かせると思いました。

特定の職務での期待というよりは、全般的に何か活用できる知識が身につけばと考えていました。雇用関連や採用関連の米国の労働法やプラクティスは、花王でも見直してもよいと思うものがありました。

 

研修の中で印象に残ったことを教えてください

『人事の数字』という項目で、現在データドリブンアナリティクスなど一般化される中で、どのような視点から「数字」を見える化すればよいかということにおいて、よいヒントを頂けたと感じ印象に残りました。

採用活動は未経験領域のため特に「不適切な質問」とその根拠の部分が新たな学びになりました。

経営戦略と人事戦略の立案のポイント、視点、採用に関するあらゆる手法・ポイント・視点についてです。

経営戦略と連動させた具体的な人事戦略の立案に現在はまだ苦慮しているところであり、経営戦略=経営陣が立案するもので人事はそれを支援する立場という言葉を聞いて、経営陣とより一層議論を重ね、教えていただいた視点から整理するヒントをいただけました。

まだまだ外部からの採用手法が限られていると感じており、あらゆる選択肢をうまく使用することで、外部人財獲得も有効に働くと感じています。

・戦略的計画の部分についてです。そもそもの戦略的計画の部分が弱く、十分でないために制度企画がとん挫する事があるんだなと自身過去の経験での振り返りにもなりました。

・人事全般の基礎知識について、丁寧に教えていただきました。

自身で妥当性を持って検討していた施策が、SHRMの理論的に見ても正しいと感じられた時です。自身で、模索しながらつくりあげた施策の妥当性が証明されたと感じたことが自信にもつながり、さらにブラッシュアップするべく理論を学習したいと思いました。

特定のモジュールというよりは、全体を通して参加メンバー同士の実践練習や意見交換が学びにつながっていると思いました。初めて意見交換する方もおり、意見交換を通じて自分自身の視野が広がったように思います。


花王株式会社 研修受講の皆様、受講者のお声をいただきまして誠にありがとうございました。