何故日本のDXは失敗するのか?~DX成功のために人事ができること~
月23日にBizteria Clubの共創トークという番組でIT企業トップの方と掲題のテーマで対談をさせて頂いた。
副題は「ITの専門家に人事の専門家が聞く」となっています。ご視聴希望の方は下記をご参照ください。
対談の相手は株式会社ebs代表取締役 廣瀬哲也氏です。
ITに関しては素人の私にとってはDX(Digital Transformation)は遠い存在でしたが、大変分かり易い説明で、特に何故日本でこれほど声高に叫ばれているDXが日本では成功しないのか?その本質に迫る話の内容に目を開かせられる思いが致しました。
今回のウェビナーではその本質的な内容を、人事の専門家として解きほぐして行こうと思います。
DXの定義から始め日本での現状、何故うまく行っていないかの原因分析、そして成功のためのカギまでを、もし「人事のプロフェッショナル」がいたらどう対応できたか?
「ジョブ型人事」導入の実践編として解説してみたいと思います。
詳細はウェビナーでご説明しますが、結論から申し上げると、経営トップがDX推進を掲げた時に、「人事のプロフェッショナル」であれば、「人事の役割」に基づき「ジョブ型人事の骨子」に則り人事上の手続きを進めることになります。
そのためには掛け声の中身を個々の「ジョブ」に落とし込むという一番基本的な出発点から始めるはずです。
ところがDXがうまく行かない企業の多くは、IT技術の導入の成果を製品・サービス、引いては業務・組織・プロセス・企業文化等の革新のためと明確な定義が出来ず、結果として現状維持型が継続するという事態を招いている。
「人事のプロフェッショナル」はそれを許さない存在となること。
それにより、結果として求めるDXの在り方に向かい全社員が動き出すことを促進することになる。以上をウェビナーでかみ砕いてご説明したいと考えています。
秋山 健一郎
一般社団法人 人事資格認定機構
理事・主席講師
株式会社 みのり経営研究所
代表取締役
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