「経済界」誌12月号掲載〜国際標準の研修プログラムを通じて、人事のプロフェッショナルを育成する

経済界12月号に『国際標準の研修プログラムを通じて 人事のプロフェッショナルを育成する』内容における代表理事:華園のインタビューが掲載されました。

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一般社団法人人事資格認定機構は世界165カ国で事業を展開する人材マネジメント協会の公認パートナーとして、人事プロフェッショナルの育成に取り組んでいる。華園ふみ江代表理事に事業内容について聞いた。

機構を創設したきっかけについて

私は20年以上、外資系企業の日本法人のナンバー2として管理部門を統括していました。

その経験から気付いたのは、日本には人事の幅広い職務に精通した上で、経営戦略に根差した人事施策を遂行できる人材が大変少ない点です。

現在はグローバル化で人事を取り巻く環境が激変しています。

日本で人事の専門職を育てるために、理論と実学を体系立てて学べる機会を提供したい。そんな思いから人材マネジメント協会(SHRM)の教育プログラムに着目し、2年越しの交渉を経て昨年からSHRMのパートナーとして活動しています。

機構の事業内容は

SHRMが手掛けている「SHRM ESSENTIALS」の日本語プログラムの開発・提供と資格認定に取り組んでいます。

「SHRM ESSENTIALS」は世界中に広まっていますが、英語以外による研修と資格付与は当機構による日本語版が初めてです。

「SHRM ESSENTIALS」は「定義」「実践」「参加」の3つに重点を置いています。

まずは採用や労務管理など職務ごとの役割を定義付け、組織の発展といった人事の役割を企業ごとに明確にします。その上で役割を果たすためのテクニックを体系立てて説明し、ロールプレイングなどの参加型学習を通じて受講生に気付きを得てもらうという流れです。

受講生は海外展開している大手企業の人事責任者や管理職、これから人事の仕事をしたい社員など様々です。より多くの方に研修プログラムを提供できるように一層工夫を凝らしていきます。

プログラムを普及させるための具体策とは

11月11日にジョブ型人事制度に関わる有料研修をオンラインで開催します。「SHRM ESSENTIALS」研修の導入編という位置付けですので、多くの方に気軽に受講していただきたいですね。

私たちのミッションは、経営に深くコミットしたCHRO(最高人事責任者)になり得る人材を一人でも多く育成することです。現在は道なき荒野にたたずんでいる心境ですが、ビジネスパートナーと連携しながら着実に開拓を進めていきます。

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